ジャーマンカモミールのお話
ジャーマンカモミールはとても有名なハーブですが、ナチュラルコスメの世界ではどのように使用されるのでしょうか?
ハーブティー:
お花の部分を取って生でも、乾燥してもいいのでお茶にしていただきます。甘くリンゴのような香りがします。鎮静作用、神経を落ち着かせる、発汗、保湿作用があります。また胃腸にも優しいので、夜寝る前にカモミールティーをミルクで割って飲んでもいいでしょう。
ハーブ水:
カモミールの花を摘み、蒸留します。すると!なんと青いオイルが現れます。これは有名なアズレンという成分です。このアズレン、強い抗炎症作用があるので、炎症が激しいお肌にぴったりです!
化粧水、石鹸、クリームに使用します。
ただし、カモミールの花粉部分に反応してアレルギーが起こることがあるので、必ずパッチテストをしてくださいね!
ハーブチンキ:
お花の部分をアルコールにつけます。花なので30-55%のアルコールにつけるか、もしくは70%のものにつけます。私は常に70%のアルコールにつけます。化粧水で保存兼エッセンスとして使用します。抗炎症作用が期待されます。