ドイツ語の発音~R~
ドイツ語の発音って簡単なんでしょ?
カタカナ読みでしょ?
という印象を持たれがちなドイツ語。でも一度足を踏み入れると、【今までの噂は嘘だったのね!】と思われるはずです。
はい、嘘だと思います。
嘘の理由を挙げるとまずは
①【母音の数の違い】です。
日本語は母音は【あ、い、う、え、お】の5つですね。
ドイツ語は何個だと思ますか?5個?10個?15個?いえいえ、ドイツ語は18個以上あるのです(二重母音を入れると21個です)。
母音でそれだけあるのですから、日本語の母音では対応しきれないというのをわかっていただけるかと思います。
発音の場所も日本語の母音と違うことが多いです。
話し出すとおまらなくて本題に入れなので、今日は割愛しますね笑。
②リエゾン
文がつながりまくります。「え?どこで途切れてるの?」レベルです。
ここが非常に厄介です。聞き取りでも、発音でも、ここができるようになると相当伸びます。
③音の脱落
音が落ちまくります。 Hast du eine Katze?では Has du ne Katz( ə )?という感じになります。
とうとうの理由から【ドイツ語って発音難しい!】になります。法則を知って練習すると3か月くらいでできるようになるんですけどね。
でも今日はその中でも【R】を取り上げます!ここ、本当にポイントですよね!
例えば
Reise/ leise
使い分けれますか?日本語にはない発音、口の中のどこを使うのか、のどが痛すぎる、「がっ、がっ」ってなる、等々ありますが、練習すればRはできるようになります。
まず、子音としてのRには3種類の方があります。舌の先を振るわせて発音する方法とか(イタリア語っぽいやつ)、のどを鳴らすとか(これ、誰ができるんでしょうか?)、そして最もよく使用されるのがのどを近づけて発音する方法です!
Ach...Ach...Ach...ch....ch...r....r.....r...と練習するといいようです。(新倉真矢子先生の指導)
acht (8)のchの発音の場所とRの発音の場所が同じなのです。なのでachtが言える人はRも必ずできるということです(^_-)-☆
最初はReiseを「ガイゼ・・・」みたいに発音してしまうかもしれませんが、慣れればできるようになります。
発音授業ではそういうのに重点を置きながら音の脱落、つながりに注意して発音向上を目指しますよ!
リスニングで扱うのは
このSimsalabinは古くからあるドイツ語発音のサイトです。色々面白いのがあるので見てみてくださいね!
発音向上のカギは
【真似して話してみる(実践)】と
【法則を知る(知識)】です!!
木曜日に発音講座を行っています。1回1500円なので時間が合えば参加してくださいね(^_-)-☆
では最後にZungenbrecher(早口言葉)で締めましょう☆
Rotkraut bleibt Rotkraut und Brautkleid bleibt Brautkleid.
うまく言えましたか??