音韻論
音声学は皆さんご存じかもしれません。
口とか喉とか、どこをどう使って発声するのかというものです。
重要ですよね。
私は大学院では音声学は学びましたが、でも興味があって研究したのは「音韻論」でした。
音韻論って音声学とは違うの?って思われるかもしれません。
違うんです!
音韻論はどちらかというと「認識」の分野です。
なので「発声された音がどう認識されるか」という点が重要になります。
例えば
Wir haben es.
/ wiha:ms /
頭の中では「ヴァハームス???」「ハム?」とかと認識されます。ここをどう文字と一致させていくかという分野。
子供であれば音から学んでいくので文字との一致なんていらないのですが、文字を学んでしまった大人たちがその「音と文字の一致」をどう習得するのか、というのがテーマです。
ある程度の法則を学んで、何回も練習していけば、日常会話とかの音韻論も習得できるようになるのではないかと思っています。
授業でも最近はそれを取り入れています(#^^#)
この音韻手に入れたら何がいいのか。
それは
リスニング力
です。これに尽きます。
みなさんも会話されていて思うのは「話せるけど聞けないから会話ができない」ということだと思います。
話すのは自分のありったけの知識を入れるのでいけると思いますが、聞くとなると「単語力+聞く力」が必要になります。
そこを伸ばしてあげたい。
自分ももっとスキルアップするために本を数冊購入。
勉強に終わりはありません。
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