アル中からの回復
生徒さんの一人に元アル中の方がいます。
6年前に出会ったときは黒いオーラを身にまとっていて「わお・・・」という第一印象だったのですが、今ではめちゃくちゃ元気です。
昨日その生徒さんの授業でその話になりました。
アル中で入院→退院後2か月でドイツ語再開したUさん。
入院直前には幻覚で若いお姉ちゃんの顔が目の前に何名も浮かんでいたり、ご家族に暴力も振るっていたということです。
それで強制入院。
元々とある企業にお勤めでドイツに5年滞在していたUさん。
なので私のところでドイツ語を始めたときからドイツ語はめちゃくちゃできていました(#^^#)
ドイツ語を当時再開した理由は「何かを始める自信がなかったけど、ちょっと試してみよう」と思ったとのこと。
アル中で脳がやられていたり、精神にまで問題をきたしていたので自信もすべて失っていたようです。
でもそれでも「やってみようかな」と思ったところが素晴らしいですよね。
ドイツ語を勉強し始めたら「もっと勉強したい!」と思えるようになり、そして「あ、もう大丈夫だ」と思えたとことです。
人生で躓くことなんて沢山あります。
躓いたところでグルグル回って立ち直れないことも多いものです。
でもひょんなきっかけかで前を向くことができるかもしれません。
昨日はそんなことをぼーっと考える一日でした(#^^#)
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